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デザインファームDesignit バルセロナオフィス訪問(3) - デザインファームでのプロジェクトで大事そうな点

2015.02.07 Sat

DesignitのBarcelonaオフィスを訪問させてもらって考えた記事3つめ。
(3)でも私が実際にデザインファームのオフィスを訪問して考えたことや感じたことを書こうかと。
未だ理解途上なので、今の所の思っていることをメモがてら残しておきます。


Designitは戦略デザインファームを自称しており、製品やサービスのデザインにデザインシンキングを使っています。デザインシンキングのプロセスでは、インタビューや観察を通して課題を見つけるとかプロトタイプを作るとか、5、6のステップがあります。それに共通するもので、特に大事そうと思った点を書きます。

(参考)デザインシンキングのプロセス
IMG_1111111_convert_20150118074107.png


・プロセスでの「見える化」がとても重要

私が訪問したDesignitでは、プロジェクトスペースの壁一面にアイデアの書かれたポストイットが貼ってありました。それらはある特定のマトリックスに沿って分類されていたんだけど、この壁に貼られているという状態=「見える化」、「視覚化」が重要とのこと。

担当者と話していてなるほどと思ったことが、「人は言ってることとやってることは違う」ということ。
自分でも凄く心当たりあるのだけど、例えばダイエットしようとする。その場合、間食を止める、ご飯を食べ過ぎない、運動するとか色々なことを試みる。でも口では「間食してません」とか、「ご飯の量を減らしています」とか言うけど、本当はどうだろう??

そこで事実(例えば食べた量)とそこから得られた気づき(例えばカロリー量みたいな数字や間食した時間帯とか)を壁一面に張り出すことによって、自分が思い込んでいることと、自分が実際にしていることの差異が目に見える。
レコーディングダイエットじゃないけど、例えば間食してないとか食べる量を減らしてると思い込んでても、実はおやつに大福やせんべいを食べてたり、お酒の量が増えてたりします。

事実や気づきをあえて視覚化し、眺めることができる。エクセルでもやり方は同じなんだけど、例えば数字だけのデータからグラフにしてみたり、写真を壁一面に貼って「ぱっと見ることができる」ように、より視覚に訴える点が重要。そこからインサイトを得ようとしているみたい。

これって工場での「見える化」と発想は同じなんだなと、自分の中でちょっと繋がったところがあって良い発見でした。
たとえば、私が工場にいたころのはなし。ラインの人がムダは無いと感じていたり報告していたとしても、彼が作業している様子を逐一写真に撮ったりビデオに収めて他の人にも見てもらうと、色々と改善点が出て来ます。で、カイゼンに繋げて行く。こういった手法と端は同じなのかもしれません。



・プロジェクトで思考の発散と収束を何度も繰り返すことが重要そう

デザインシンキングの特徴として、思考が発散して収束するというサイクルがあります。この発散と収束のサイクルは、前半の課題発見のプロセス(上の図の1〜3番目のステップ)と後半の解決のプロセス(同4〜6番目のステップ)で1サイクルずつを行うように解説されています。

これを聞くと2サイクルでプロジェクトが完成しそうです。でも聞いた話によると、実際のプロジェックとにおいては、この「思考の発散と収束のプロセス」が何回も使われるそうです。私が訪問したDesignitにおいてはリサーチャーが各プロジェクトに入ると言ってましたが、全ての情報を初めから集めるのは大変でしょう。
なので、集まった情報の中で思考の発散と収束を行い仮の結論を出し、それに対してまた調査して、新しい発見が合ったらこのサイクルを回して…というように、この発散と収束のサイクルを度々回してアイデアを進化させて行くようです。

ただ、アイデアの創出には先入観や過度のリサーチは敵なのかもしれません。実際にお会いした方も「マーケットリサーチは考慮こそすれど、過度に信頼したり依存したりすることはない。」とおっしゃってました。


これってコンサルタントの仮説思考に似ている気がします(私は仮説思考に精通しているわけではないのであくまでイメージですが)。また、ビジネススクールにおいても、時間内に限られた情報を用いて結論を出すということはケースを通じて鍛えられますが、この限られたリソースで結論を出していくという点は似ていると思います。

世の中に情報は無限のようにあります。そして明確な課題やそれに対する解答がネット上に転がっているわけではありません。
なので、観察やインタビュー等を通じて設定した課題に対して発散と収束のプロセスを経て答えを出し、また曖昧な点を調べているうちに課題を微調整して、再度発散と収束のプロセスを経て新しい答えを出して。。。というように進めて行くのでしょうか。

確かにこういったプロセスのリードはbusiness developerやMBAの人ができそうです。戦略のデザイン以外にも、そう言った点でもstrategistがチームに入ってるのかな。推測ですが。


きっとデザインシンキングのプロセスを実際に体験したらもっと色々と必要な力とかスキルとか感じるんだと思います。
日本に帰って来て何カ所か訪問出来ることになったので、ぜひその辺りも聞いて理解を深めたいと思っています。


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Category: 4. ESADE MBA - 4.7 Term5

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プロフィール

シャムロック

Author:シャムロック
機械工学専攻→メーカーでエンジニア。
2013年の夏からスペイン、バルセロナにあるESADE business schoolに通いMBA取得を目指します。
技術的なイノベーションに興味あり。エンジニアの経験を活かして、技術と市場をつなぐ人になれたらいいな。

あと旅人です。旅が好き。写真も好き。いつか写真を撮りながら世界中を旅したい。
写真:http://fotologue.jp/shamrockairways/

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