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デザインシンキング(3) - Needs Findingのインタビュー

2015.02.25 Wed

旅の記事を多く書いてしまったけど、デザインシンキングの授業の内容に戻ります。
授業の3, 4回目はNeeds Finding。3回目と4回目の授業の間に宿題があったんだけど、その内容は「インタビューしてくること」。

しかし帰国直前でばたばたしているのにも関わらず、妻の家族が来るとかポルト〜サンチャゴ・デ・コンポステーラに旅行に行くとかしていたため、バルセロナでは宿題にあまり時間を取ることが出来ませんでした。なのでインタビューは旅行中にサンチャゴ・デ・コンポステーラでやることに。

・私がインタビューさせてもらった八百屋
201502251243176dc.jpg


しかしインタビューって私が最も苦手とする分野!しかもスペイン語!!
ただ、スペイン人は大抵話し好き(しかも外国人がスペイン語喋るとなんかとても喜んで話してくれる)なので、その辺りのフレンドリーさはインタビューする点ではプラスかも知れません。

さて、インタビューをする目的。
そもそも私たちの班のテーマはFoods waste。その中でも特に八百屋とかスーオパーマーケットでどれくらい「廃棄」が出るのかを特定しようというもの。
私たちはその中でも、「認識のギャップ」に注目していました。
つまり、店員とかは「廃棄」って思ってないものでも実は廃棄になってるとか、廃棄しないように頑張ってるんだけど結果が出ないとか、無意識的に廃棄にならないように工夫をしているかとか、そういった点をあぶり出せたらなと思ってました、インタビューはその一部として行いました。



で、八百屋でインタビュー開始(※これ全部スペイン語だからね!):
俺「こんにちは。ちょっと質問してもいいですか?」
店「どうぞ」
俺「ここらの野菜って全部ガリシア(※スペイン北西部)で採れたものなんですか??」
店「いや、殆どは輸入ものよ。この時期(※1月)だとガリシア産の野菜はキウイフルーツしかないわね。」
俺「(キウイフルーツなんて採れるんだ・・・)そうですか。それはそれは。しかし野菜や果物がありますが、仕入れはどれくらいの頻度で行っているんですか?
店「毎日ですよ。うちは新鮮な野菜や果物を提供することが店のウリなので。」
俺「毎日!それはすごい。でも野菜も果物も古くなったりしますよね。古くなった果物はどうなるんですか?捨てるんですか?」
店「いや、なるべく捨てないようにしているわ。実は果物や野菜のレイアウトに気を遣っているの。新しい果物や野菜は入り口の近くに置いてあるわ。形の良い野菜や果物はカウンターの近くにある。店の奥にある野菜や果物はあまり新しくないもの。これらのオレンジとかはセールになってるけど、形が悪くてもジュースにするなら別に問題ないわ。」
俺「(配置も関係するのか!しかも古くなってもジュースにするとか、活用方法があるのか!!)そうなんですね!確かにあそこのオレンジもジュース用って書いてありますよね。」
店「そうそう。ジュースにするならそんな問題ないからね・」
俺「ちなみに1日にどれくらいの果物や野菜を捨てるんですか?」
店「殆ど捨てないようにしているわ。」
俺「(あー、聞き方間違えたな・・)そ、そうですよね・・・」

以下、インタビューというか雑談は続く・・・
こんなんがインタビューなのか雑談なのかは分かりませんが、いい経験でした。ものすごく緊張した。。。


さて、このインタビューで興味深かった点は3つ。

・なるべく廃棄は少なくしたいと思ってる。でもその人が「出来る範囲で」努力されてるだけで、全体最適なのかは不明

例えば、店のレイアウト等によってなるべく売れ残り=廃棄が少なくなるように工夫されています。オレンジ1つとっても、新品は入り口近くで売って、古いのや形の悪いのは店内で値引いてジュース用にすればいいやって発想は無かったです。
ただ、入り口でも店内でも山になっているオレンジを見ると、そもそも仕入れの量がちがうのでは?と思うことあり。本当は仕入れについても聞きたかったんだけど、今回は店員が仕入れに関しては把握してないらしく、いい情報は聞き出せなかったです。逆を言うと、仕入れに関してはノータッチで、彼女ができる範囲でしか廃棄を少なくするようにしてないってことですね。


・観察はネタの宝庫

「観察する」っていうのがここまで洞察/仮説構築の強力なツールなのかと実感しました。
例えば、店員が暇な時に店を掃除しながら古くなった野菜が無いかチェックしていましたが、店の奥に古い野菜を置く意味って、チェックしやすいためというのもあるんじゃないか?という仮説が浮かんだりしました(実際そうらしい)。意識して観察すると、色々なことが見えて来ます。


・でも、結局「廃棄している」という意識はない。もしくは「廃棄しないように努力している」という意識が廃棄しているという事実を隠す。

これ結論。食べ物を捨てるって良いことなじゃない。だから人はそれを回避しようとする。実際はすててるんだけど、回避しようとしたから仕方ないとか、頑張ったから頑張らなかったより捨てる量が減ったとか思うんでしょう。
インタビューのやり方を間違った(聞き方がストレート過ぎたなと反省・・・)ので、これに関してはそこまで深くは掘れなかったけど、逆に店員の反応がこの結論を物語ってると思います。
正確にはデータが取れ無いと証明されたとは言わないのかもしれないだけど、簡単なインタビューでも感触は掴むことが出来ました。


初めてのインタビュー、余り上手くは行かなかったけど良い経験でした。日本語だともうちょっと深く聞けるのかな。それとも警戒されてダメなのかな・・・?

次回はNeeds Findingについて書こうかと。
授業でやったことやパリュープロポジションキャンバスについて書こうと思います。


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Category: 4. ESADE MBA - 4.7 Term5

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プロフィール

シャムロック

Author:シャムロック
機械工学専攻→メーカーでエンジニア。
2013年の夏からスペイン、バルセロナにあるESADE business schoolに通いMBA取得を目指します。
技術的なイノベーションに興味あり。エンジニアの経験を活かして、技術と市場をつなぐ人になれたらいいな。

あと旅人です。旅が好き。写真も好き。いつか写真を撮りながら世界中を旅したい。
写真:http://fotologue.jp/shamrockairways/

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