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ESADE MBA卒業にあたって

2014.12.30 Tue

ESADE MBAでの総括です。
日本人blogに書いたのと同じ文章ですが、転載しておこうかと思います。

・ESADE Japanese Student Unofficial Blog: 卒業にあたって
http://esadejpstunofficial.blogspot.com.es/2014/12/blog-post.html

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先日ビジネスプラン(日本の修士過程で言う修士論文のような扱い)のプレゼンテーションが終わり、ESADE MBAでの全課程が修了しました。私は15か月を選んだので、12月でESADE MBA生活が終わりなのです。

忘れないうちに、ESADEでの日々を通じて私が感じたこと、MBA取得前後で大きく変わったことを、大きく2つのテーマにまとめようと思います。私は機械エンジニア出身なので、それをベースにした学びが大きかったです。


コミュニケーションの重要さ

1って数字を打ったけど、内容は3つあります。1つは「異なるバックグラウンド(国籍、文化、職種など)」間のコミュニケーション。2つ目は「発言してなんぼ」というスタイル。そして3つ目は英語でです。

私は機械エンジニアだったこともあり、「コミュニケーション能力」は相対的に重要視されなかった環境下だったように思います。エンジニアはサイエンスを基盤にする点で他の職と少し異なる点があります。すなわち理論的に正しいもの(※)を積み上げて答えにたどり着けば、必ず論理的に正しいし、周囲は結果に納得します。「良いものを作れば売れる」って発想はこういった点から端を発してるのかもしれません。そして少なくとも日本ではこの過程は「不言実行」が好まれます。そりゃそうだ、口だけで何もしないエンジニアなんて価値無いですからね。
(※理論的に正しいものは論理的に正しいですが、論理的に正しいからと言って理論的に正しいとは限りません。私は初めこの関係が区別されない会話に苦労しました。。。)

ただ、ビジネスではそうはいかないです。会社では様々な部門の意見や文化をまとめてより良い解を作って行きます。正反合ではないですが、こういったダイバーシティに富んだ環境をまとめてより質の高いアウトプットを出せるかが重要です。そして私のMBAを目指した理由の1つもそのスキルの訓練でした。前職では、全体としてこのことが重要と分かっていても、部門ではやはり理論的な解が重要ですから。が、やはり慣れない考え方の人と働くのはストレスが大きかったです。お前の言うロジックは単なる詭弁だと何度言おうと思ったか。

そんな中でどうやってアウトプットを出して行くのか。考え方が合わない人との作業は「図鑑の収集」と割り切るしか無いと思ってました。こういった人もいて、将来また同じような人に会うかもだから、その練習だと思ってなんとかやってました。
また、アウトプットの出し方としては「強みにフォーカスする」というのは1つの答えかと思います。少なくとも私はこれで通しました。計算が速いとかオペレーションが得意とか、そういった点でチームに貢献して行くしかないかなと。各メンバーの視点や経験(必ず強みが入る)の違いからアウトプットの質を上げる要素が生まれます。こうして答えの質を高めて行く。とても良い経験でした。

2つめの「発言してなんぼ」ですが、これは聞いてはいたけど、今までの価値館を根こそぎ崩されるような経験でした。口は出すけど何もしない奴の多いこと!!が、この「とにかくしゃべる」「自分を出して行く」ことこそがグローバル社会で生き残る方法なのでしょうね。確かに幾ら議論の用意をしたって結果に反映されなければ貢献度はゼロですからね。ESADEはダイバーシティに富んでいて協調的な雰囲気なので、日本人のように不言実行タイプでもそれなりに受け入れてもらえます。でも実際のグローバル・ビジネスの場だったら、発言しないのは存在しないも同然なのかも知れません。

この「発言してなんぼ」の変形ですが、「とりあえずダメ元で交渉してみる」というマインドセットはかなり新鮮でした。私が新卒で入った会社は工場実習というのがあり、そこでは「やってみてから考えろ」という教訓(?)のようなものがありました。それに通じるものもあって興味深かったです。
ESADEは何かやりたいと言えば出来る環境です。実際にダメって言われててもとりあえずダメ元で言ってみる/やってみる。日本人感覚だとそれどうなの?と思いますが、行動して扉を開けて成果を出せばそれはそれで評価されるでしょう。私も2年生になってInnovation Summitってイベント手伝わせてと頼んだり、色々動いてみましたが、それでも未だ腰が重いです。これからの要改善ポイントです。

最後の英語に関しては、いわゆる「純ドメ」と言われる人なら誰もが経験することでしょう。英語が聞き取れない、それ以上に話せない、話しても発音が悪くて聞き返されるし、相手が呆れたような表情を見せる。ネイティブとは喋るのも怖い、みたいな。クラスで発言してもしーんと静まり返って、別のクラスメートが私が言った内容を「通訳」してくれたり。初めのうちは本当に恐怖でしかなかったです。まあでもそう言ってても仕方ないな、と思ってどこかで吹っ切れた気がします。


短い時間と少ない情報から答えを出すというスタイル

1年生の時にアカウンティングの教授(Bisbe)が「君たちは会計士になって会計の仕事をするんじゃないんだから、アカウンティングの細かいことは忘れても良い。だた、これらを用いて経営の意思決定をしないといけいないのだから、その訓練をしなさい。」というようなことを言ってました。MBAの授業ってこの為にあるんだと思います。

エンジニアだった私は完璧主義の傾向が強いです。というか、製品によっては人の命がかかってるわけですし、機械のエンジニアとか完璧主義でも足りないくらいの職業だったのかもしれません。
そんな中でケーススタディのような「短い時間と少ない情報から答えを出すというスタイル」は新鮮でした。そして私は長い間このスタイルに慣れずにしんどかったです。こういった意思決定って「答え」は無いです。でも私の中でどこかで「答え」を探している自分がいて、よりデータや情報を探したりして時間を浪費していました。
なので、MBAに来て良かったなと思うことの1つに、このスタイルの訓練が出来たことがあります。今までの仕事とは180度違った考え方で結果を出して行くという経験はとても大きかったです。将来のための良い「練習」になったと思います



細かい所を挙げればキリが無いですが、私に取っては上の2テーマが大きな学びでした。
海外MBAの醍醐味は異なるバックグラウンド(国籍も職種も)のエリート達が集まるという点です。知識だけなら本で学べますが、ソフトの部分(実際の経験談や雰囲気)を学ぶのは難しいです。またマイノリティというかアウェーというか、そういった環境下で英語で自分の価値を出して行くというしんどさは本当に良い経験でした。

正直、30過ぎて何でこんなに苦労して…と思ったこともありましたが、そういった努力の後では色々な面で視野が広がったり深まったりしたと思います。卒業して社会人に戻りますが、是非ESADEで学んだことを活かして活躍して行きたいです。


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Category: 4. ESADE MBA - 4.5 Term4

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ESADEのTerm4の授業紹介

2014.10.26 Sun

Term 4が始ってはや1ヶ月。

まるで1年生のように忙しかった10月も一段落して、今週はキャリアフォーラムのため学校が殆どお休み。
今週は月曜日だけ学校に行けば良いので、週末の予習にも余裕があります。

さて、ここで私がTerm 4に取った授業について紹介しようかと。
ESADEは人数が少ない(約150人)こともあり、他の学校に比べて選択科目が充実していないという話を聞いたことがあります。しかし、取ったクラスはどれも良く、ためになるので余り不足は感じていません (追記)これは嘘かなあ。他の学校ではもっと細かく分かれているようなので、そういう話を聞くといいなと思ってしまう。。。
まあ選択肢いっぱいあっても取れる科目数は限られてるしね。


取った科目
・Entrepreneurial Finance
今学期最も良いと思う科目。教授のLuisaはFinance2のときも良かったけど、今回の授業も分かりやすくて良いです。起業家から見たファイナンスを学ぶのかと思いきや、VC側からの視点も多くて大変ためになります。授業の前半はレクチャー、授業の後半はケースの議論に加えてゲストスピーカー(実際のケースの登場人物が多い)の講演という盛りだくさんの授業。
学ぶのはPEやVCの業務から、ファンドレイジング、LBOとかMBOなどの手法、資金調達時のバリュエーションなどなど。そして実際にバルセロナにあるスタートアップに対してファイナンスのコンサルティング(プレゼンテーション)を行います。

・Management Control Systems
今学期最も力を入れようと思う科目。会社の管理方法について学びます。正直、この授業は全く取る気がなかったんだけど、選択科目の決定がインターンの忙しい最中で、まあ取れそうなもんは突っ込んどけ!って感じで入れた講義。だから確定してからこの授業取ったのかと自分でびっくりしたり。笑
教授はアカウンティングのBisbe。講義主体のアカウンティングの時には分からなかったけど、彼はケースの扱いがとても良い。プロフィットセンターとかコストセンターとかを学ぶだけでなく、ケースを通じて長所短所や実際の扱い(例えば二重課税など)が分かってとても良い。とか宿題は相変わらずdemandingだけど、なんとかやってやろうと一生懸命勉強するので学びが多いです。

・Marger and Acquisition
授業自体は普通だけど、M&Aの時の計算の演習があるから好き。やっぱり手を動かすのと動かさないのとでは全然違うと思うので。あとはEntrepreneurial Financeとやってる分野が近いので、相乗効果が見込めています。

・Matching Supply with Demand
Operations1でとてもよかったTasqueの授業。オペレーションは得意だけどサプライチェーンはそんなに分かってないので取りました。が、今の所相変わらずそんなに分かっていないという。。後半はバルセロナ市内にあるP&GやMangoの配送センターへのビジットが計画されていて、それがすごく楽しみ。ただ、P&Gの方はジャパントレックで参加出来ないのがとても残念。

・ Leading Consulting Firms
授業はとてもよく構造化されていて分かりやすいのだけど、結局なにを学んだっけ?って思うことが多い授業。まだ2回しかやってないのでこれからに期待。。。



ESADEでの生活もあと1か月半くらい。
ほんと月日が経つのは速いです。

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Category: 4. ESADE MBA - 4.5 Term4

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Creative Problem Solving

2014.09.12 Fri

ESADEは1年目の5月で必修科目(Term-3)が終わり、6月から選択科目に入ります。
ただし6月と9月は通常の授業とは異なりインテンシブ。1週間で1つの単位が取れます。
そのかわり午前から夕方まで1日みっちり×週5日あります。


私はインターンシップを8月中に終えて9月1週目からCreative Problem Solvingという授業に参加。
授業自体はまあまあですが、イノベーションに興味のある私に取っては扱う内容は大変興味深いです。

内容は、Creative Problem Solvingの具体的なフレームワークについて。
外から見ていると入り口(Key Issue)と出口(Solution)しか分からずに内部はブラックボックスのように見えるんだけど、そこを段階的にフレームワークに落とし込んで行きましょうという内容。
具体的には、
(1) Key Issue Search
(2) Research and Exploration
(3) Discovery
(4) Solutions
(5) Case - 理論と実際の架け橋として
のような順番を取るとのこと。

今回授業を取って思ったこと。多分世の中にはCreative problem Solvingの方法っていくつもあるんだと思うけど、結局これらってコンサルティングでやった仕事とそんなに変わらないんじゃないかなと。

将来ありたい姿みたいのがあって、それをどのように現実にして行くかを考えた時に、不確実性の高いものと低いものとをフレームワークに沿って分けて、インパクトの大小で優先順位を付ける。
コンサルティングのときだとPESTとか3C, 4P, 5 frocesとかのフレームワークを使うけど、これがInnovationの場合だとちょっと変わるだけ。
例えばIdeal outcomeに対して"Fundamental", "Environmental", "Social", "Economical", "Technological"といったトレンドに要素を分類して、それぞれの要素がどの程度将来に達成出来そうか、達成した際にはどの程度のインパクトを与えられるか計算していく。

結局、Creativity とかInnovationといっても魔法でもなんでもなくて、人が作り上げるものなのだなということを再認識しました。
また、不確実性の高いものと低いものとを分けて、インパクトの大小で優先順位を付けるというやり方はかなり本質を突いているんじゃないかと思えたので満足です。

Screen Shot 2014-12-06 at 32333 AM

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同級生との会話(結婚年齢編)

2014.09.03 Wed

9月の1週目はまだインターン先から戻って来てる人が少ないので、クラスの人数も少ないですし、いつもと違う人とランチ食べられて新鮮。

今日は各国での結婚について話してました。
インドは他の国(アメリカや日本)に比べて結婚年齢が低いみたいですが、それ以外はどこの国もMBA来るくらい働いている女性の婚期って遅いんですね。
あとアメリカは(彼女曰く)「すごいスピードで結婚率が下がってる」、「結婚しても本当に離婚率が高い」という話を聞いて、それって社会としてどうなんだろう・・・とみんなで考え込んでしましました。

朝から晩まで授業があって大変ですが、クラスもキャンパスも人数少なくてのんびりしていていいです。

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プロフィール

シャムロック

Author:シャムロック
機械工学専攻→メーカーでエンジニア。
2013年の夏からスペイン、バルセロナにあるESADE business schoolに通いMBA取得を目指します。
技術的なイノベーションに興味あり。エンジニアの経験を活かして、技術と市場をつなぐ人になれたらいいな。

あと旅人です。旅が好き。写真も好き。いつか写真を撮りながら世界中を旅したい。
写真:http://fotologue.jp/shamrockairways/

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